
ミャンマーの有名観光地であるバガンの観光について紹介していきます。
バガンはバガン遺跡として有名でありバガン遺跡はカンボジアの「アンコール・ワット」、インドネシアの「ボロブドゥール遺跡」と並ぶ世界三大仏教遺跡と言われております。
バガン遺跡は世界遺産なのか?
結論から言うと現在バガン遺跡は世界遺産に登録されています。
アゼルバイジャンで開催された第43回世界遺産委員会にて、ミャンマー中部の「バガン遺跡」が、2019年7月06日に世界遺産に登録されました。
ミャンマーの世界遺産は、2014年に登録された中部バゴー管区の「ピュー古代都市群」に次ぐ2ヵ所目となります。
11世紀から13世紀にかけて都として栄え、400万という膨大な数のパゴダが建設されました。今は2,000基を超えるほどしか残っていません。
バガンは入域料が必要
先ほど触れました通り、バガンには3000を超える仏塔があります。
それらを観光するのに、いちいちチケットを買っていたらそれだけで疲れてしまいます。
ということで、バガンでは入域料として一括でお金を払うことで、仏塔などに入れる仕組みを採用しています。
費用は25,000チャット。
日本円に換算すると、だいたい1,800円ほどとなります。
私は一切求められませんでしたが、訪れる施設によってはチケット提示を求められることもあるそうなので、常に持ち歩くようにしましょう。
バガンの観光スポット
タビニュ寺院(THATBYINNYU PHAYA)

全長60メートルを超える、バガンの中でも最高クラスの高さを誇る寺院になるタビニュ寺院。
旧王城の城壁内に、他のモニュメントを睥睨するかのようにそびえ立つ。バガンにおいて、最も早い時期に建立された二層構造の大型寺院の一つである。バガンでもトップクラスの高さを誇り、広大な平原のどこからでも視認することができる。
アーナンダ寺院(ANANDA PHAYA)
バガン遺跡の中で最も有名な寺院のひとつ「アーナンダ寺院(ANANDA PHAYA)」。王朝に最盛期をもたらした王といわれている第3代チャンシッター(Kyanzittha)王が、1105年に建立した寺院です。
アーナンダ寺院は、ビルマとインドの建築様式を融合させたスタイルであり、ギリシャの十字のレイアウトを持つエレガントさを兼ね備え、完璧に計算された対称の構造になっています。
最も特徴的なのは、尖塔の黄金に輝く美しい”シカラ(sikhara)”です。北インドをルーツとしているシカラからも、インドから影響を受けていることが分かります。また、シカラすべての側面には、仏像が安置されている5つの壁龕があり、さらにそのトップには傘型の尖塔装飾品である「hti(ティ)」が飾られています。
バガンで最も美しく中心的な建造物とされて、その圧倒的な印象から「ビルマのウェストミンスター寺院」とも称されているのだそうです。
ダマヤンジー寺院

「ダマヤンジー寺院(Dhammayangyi Temple)」は、基壇一辺の長さ約78メートルというバガンの中で最大規模の寺院です。1170年、パガン王朝第5代ナラトゥー(Narathu)王のもと建設が始められました。しかし、途中で工事は中止され、ダマヤンジー寺院は未完成のままとなってしまったのです。
ダマヤンジー寺院は、アーナンダー寺院と同様の建築様式で進行されましたが、建設途中にナラトゥー王が亡くなったため、未完成のまま工事が中止されてしまったのです。
シュエズィーゴン・パゴダ

バガン観光の玄関口となるニャンウーの北西部エーヤワディー川沿いにあるシュエズィーゴン・パゴダ。創建以来シュエズィーゴン・パゴダは、何度も修復が繰り返されているため、現在でもピカピカに輝いていますが、バガンで最も古い歴史を持つパゴダの一つです。青空をバックに太陽の光を反射した黄金のパゴダは、見る者を圧倒する荘厳な輝きを放っています。さらに日が暮れるとパゴダはライトアップされ、幻想的な姿へと変化し、昼間とは異なる雰囲気を味わうことができます。
まとめ
パゴダを参拝する際はノースリーブのトップス、膝が見える短パンやミニスカートなど肌の露出が多い服装も禁止されているので、訪れる際には服装にも注意が必要です。
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